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Google Analyticsを見る際にやってはいけないこと
今までは口コミで集客出来ていたけど、WEBでも集客していかないといけない。
周りの人からグーグルアナリティクスというものが良いと聞いた。
とりあえず設定は何とかできたけど…どこを見ればいいの?
専門的にマーケティングをやっている人は見るべきポイントが分かっていますが、
今まさに始めた人はかなり陥りやすい落とし穴があります。
今回はそういった方を対象に、気をつけるべきポイントをご説明します。
目次
Google Analyticsを見る際にやってはいけないこと
1.目的を持たずに見て、かなりの時間を使ってしまう
Google Analyticsは沢山のデータがあり、色々な角度から分析することで、様々なデータが取得できます。
言い換えれば、全部見ようとするといくら時間があっても足りません。
膨大な時間と労力を割いた割に得られた情報はさほど重要なものではない、ということがありがちです。
2.末端のデータに惑わされ、本質を見失う
これもGoogle Analyticsを使う上であるあるです。
気になったページの直帰率が良くない、CVRが良くない等、見ていけば気になる箇所は複数見つかるでしょう。
しかし、こうしたデータは本当に重要で優先事項が高い項目なのかという点に目を向ける必要があります。
Webマーケティングは切り口や目線によって様々な問題定義が出来ます。
ただ、重要なのはその問題のうち効果が大きいであろう優先事項の高いものから取り組んでいくことです。
最終的な利益を大きく出すためにも、末端の問題に惑わされないようにしましょう。
3.重要な設定が完了していないため、分析→改善の機会が先延ばしになる
Google Analyticsはコンバージョン設定等の、何か設定を変えた場合
変える前のデータにその設定は反映されません。
例えば今日重要な設定をした場合、分析できる期間はもう少し先になってしまいます。
Google Analyticsを見る際に気を付けるべきこと
1.事前に自分で仮説を持って、答え合わせとして使う
Google Analyticsを見る時は、必ず事前に仮説立てを行いましょう。
例:WEBから来ているユーザーはほとんど問い合わせしていないのではないか?
答:流入がそもそも少ないため、母数が稼げていない
例:HPに来ているユーザーはちゃんとページを回遊してくれているのだろうか?
答:セッションが一番多いTOPページの直帰率が非常に高い
Webマーケティングは仮説検証の繰り返しです。
でも仮説の立て方が分からない、という方は知り合いの人(顧客になり得る人)にHPを見てもらって率直な意見をもらいましょう。
そうすると、Google Analyticsの難しい仕組みを使わなくても、意外とヒントになることが多いです。
勿論、Google Analyticsの見方等といったサイトはWeb上に沢山ありますので、そちらを参考にしてもらっても結構です。
2.問題の重要度と緊急度を可視化し、効果の高いものから取り組む
まず、問題を書き出しましょう。
その中で、緊急度と重要度に分類に、効果の高いと思われる問題から改善に取り組みましょう。
限られている工数の中で有効な仮説検証を繰り返せば、自ずと利益は増大していきます。
3.重要な設定は事前に完了しておく
上述したように、設定が完了してからが計測開始になります。
スピーディーに利益を出すためにも、設定は早急に完了させ、重要なデータを溜めましょう。
ただ、計測方法等は専門的な知識が必要な場合があるので、専門家に相談した方が早い場合があります。
Google Analyticsの全ての機能は使わなくていい
Google Analyticsはとても高機能なツールですが、すべての項目を無理に使いこなす必要はありません。
まずは、自社のWebサイトの現状をしっかりと把握する。
そして、仮説を持ってデータを調べ、改善を検討する。
上記の内容をしっかりと行えば、成果は改善していきます。
Webサイトを自社にとって有益な集客ツールとするためにも、数値を管理しながら、改善をしていくことが必要です。
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