リスティング広告とはGoogle広告やYahoo!広告のことを指します。

検索した人に対して広告を出せることで「顕在層」のユーザーを狙うことが出来ます。

獲得効率も非常に高いことから現在では多くのクリニックが集客で利用しているサービスになります。

 

リスティング広告上位に表示される仕組み

リスティング広告は基本的に入札単価というオークション制になっています。

ざっくり言えば入札を高く付ければより上に表示されるという仕組みです。

1回クリックしてもらうためにいくらの単価を付けますか？という入札制度です。

※それ以外にも審査基準があります。

 

上位に表示するメリット

よりユーザーの目に留まりやすくなる

上位にあればあるほどユーザーに一番最初に見てもらいやすくなります。

それだけ比較検討の候補に入りやすくなります。

 

上位に表示するデメリット

入札を高くしないといけないためコストがかさむ

上位を取ろうとすればするほどコストが高くなります。

極端な話1クリックに1万円取られる場合もあります。

 

上位に表示させた方がいいかどうかはサービスの内容によって決まる

緊急性の高いサービスは上位に表示させることが強い

鍵を無くした、すごい勢いで水漏れしている等といった、今すぐ行動を行わないと大変なことになってしまう場合です。

こういう時は、ユーザーはじっくり考えている余裕があまりないので、上位にある数社で良さそうなところにお願いするでしょう。

 

比較検討するサービスは上位表示のメリットはそこまで高くない

高額商品やサービスの期間が長いものはユーザーはじっくりと検討します。

例を挙げると、家の購入を検討している人や、新卒で入社する会社を決めようとしている学生は様々な選択肢の中で

自分にとって一番最適なのは何なのかじっくり検討することが多いです。

勿論、余りにも下位に表示されているとそもそも見つけてもらいづらいかもしれませんが

２位と３位の違い等は些細な問題になりやすいでしょう。

 

入札の順位付けに付きまとう落とし穴

サービスによりけりだが、ある程度上位に出せばいいのかという単純な問題ではありません。

上位に出せば出すほど1クリックにかかる金額は基本的には高くなります。

例えば10万円の予算だとすると1クリックに1,000円かかった場合、獲得できるクリックは100回になります。

これが1クリックに100円かかる場合、獲得できるクリックは1,000回になります。

 

最終的な目標は問い合わせの総数を増やすこと

勿論、上位に出した場合はより比較検討の順番に入りやすくなるでしょうが、クリックで10倍の差がついている

状態をひっくり返せるかどうか？というのはしっかり考慮しないといけない部分になります。

図表下の状態で問い合わせ率が5％だとすると上は50％で獲得できなければ割に合いません。

問い合わせ率が50％は中々実現性が低い数字になるでしょう。

このように図式化するとクリックをなるべく沢山取った方が問い合わせは増やしやすいという考えも出来ます。

 

自分がユーザーの立場になって考えることが重要

こうすれば正解というものは基本的に存在しません。

自院のサービスを選んでくれるユーザーはどういう行動を取るだろうと考え

その考えに沿ってどれくらいの入札（どれくらいの順位）にするかを決めることが良いです。

その上でどの位置に表示したら問い合わせや予約が伸びるか、という振り返りをきっちりと行うことが重要です。

 

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