News

ニュース

  • ブログ

クリニックのGoogle広告が成果悪い理由

Web広告を打っているクリニック様の中でGoogle広告の成果が非常に悪いことで悩んでいる

ところがいらっしゃるのではないのでしょうか。

特にWeb代理店からは「成果が良いです」と言われているが、実際はそんなに患者数は増えていない

というのはクリニック集客のあるあるです。

今回はよくあるパターンを解説していきます。

 

既存客と新規客が入り乱れている

設定で区別することは出来ますが、既存客も広告をクリックして流入してきていることは多いにあります。

これにはメリットとデメリットがあるので必ずしも新規客だけに配信すればよいというわけではありません。

 

指名検索(クリニック名)で広告を出している

指名検索での広告出稿は正直あまり効果に差はありません。

そもそも指名検索で検索する人は既存客が圧倒的に多いはずです。

投資して獲得するのであれば新規客を狙う方がクリニックにとってもメリットが大きいです。

 

悪い方法ではないが、沢山費用をかけるメリットはない

確かに競合が自クリニックの名前で広告を沢山出している場合がありますので対策として出稿するのは悪い手法ではありません。

ただ、費用の多くをその指名検索(クリニック名)に割いているのは余りにも勿体ないです。

Googleは指名検索を出している方が全体のクリック率が上がるというデータを出していますが

広告費用内で十分なクリック数(流入数)が取れているのであればクリック率が多少下がったところで

クリック数(流入数)は変わりませんので成果に大きく差が出ることはないでしょう。

検索語句(ユーザーが検索するキーワード)が荒れている

GoogleやYahooの広告管理画面ではユーザーが検索するキーワードが見れます。

クリニックではこれ自体が荒れている場合が非常に多いです。

 

配信キーワード部分一致と入札自動化の弊害

部分一致とは設定しているキーワードに似通ったキーワードであれば配信しますという設定です。

入札自動化というのはコンバージョンが発生しやすいキーワードに対して厚めに配信をかけるという設定です。

この二つはGoogleの推奨設定であり、成果向上のためには重要な設定だとされています。

ではなぜクリニックではこの設定が悪い方向に働くのでしょうか。

 

配信キーワード部分一致のメリットとデメリット

・メリット

ユーザーの検索語句はかなり細分化されており、運用者が予め想定できる範疇を遥かに超えている

こういった想定外のキーワードでも広告を出稿できるため、機会損失を防げる

・デメリット

似通ったキーワードには競合のクリニック名も含まれる

なので競合のクリニック名で検索しているユーザーや別地域に行きたいと検索している(通える範囲外の地域)のユーザーにまで広告が出てしまうため

無駄な出費になってしまう

部分一致に入札自動化が重なった場合、どう悪影響になるのか

広告配信をしているとこの「競合のクリニック名」でCVが付いているのが多く見受けられます。

これは執筆者も経験があるのですが「検索して電話かけたけれども違うクリニックだった」というパターンです。

このパターンは管理画面上では判別できないため、こういった箇所に配信をすればいいのだとGoogleが判別し厚めに配信してしまいます。

 

競合のクリニック名ばかりに配信し、そこからのCVを集める配信になってしまう

確かに新患獲得のきっかけになるかもしれませんが、全員が全員そうなるとは限りません。

むしろそのパターンは稀な方でしょう。

放置していると広告費のほとんどを競合のクリニック名ばかりに配信することになってしまい

「広告管理画面上では成果は良いが、患者数は増えていない」という状況に陥ってしまいます。

 

広すぎる地域設定

都心部では郊外から来て働いている人もいるので県内全てに配信するというのは悪い設定ではありません。

ただ、クリニックに交通費を払って数駅乗り継いでわざわざ通うメリットが本当にあるのか?

というのは考えた方がいいです。

よっぽどの名医がいるとか特別なサービスを行っている場合はこの限りではありませんが

そうでない場合は遠方からわざわざ通ってくれるとは考えづらいです。

 

時間外の入電CV

在宅勤務の方や主婦の方は別ですが、出社して働いている人は診療時間中に電話できる機会は少ないと思います。

特に仕事終わりの夜に調べる人が多いです。

管理画面を見ていると夜の時間帯で電話をかけているパターンがあります。

通常診療であればWeb予約するでしょうが、高額診療等になるとお電話で少し話したいという意向も

あるのではないのでしょうか。

 

こういった入電に対して折り返しの電話をしていないとしている競合にお客様を取られてしまいます。

クリニック側で対策できるのであればした方が良いですね。

 

広告の成果が悪く集客に困っているクリニック様は是非ご相談ください。

クリマケは業界内での成功実績を多く抱えたマーケッターが在籍しています。

困っていることは意外と業界では「あるある」のことが多いです。

セカンドオピニオンのような相談もお受けしております。

是非お気軽にお問い合わせください。

 

 

Contact

ご依頼やご相談などございましたら、お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ